お絵かきができるようになった!と思ったらしてあげたいこと

お絵かきができるようになった!と思ったらしてあげたいこと

子どもはあっという間にいろいろなことができるようになるものです。
自分の目の前にあるものを握るようになると、クレヨンで絵を描けるようになるのも目前です。
最初のうちは何を描いているかはよくわからなくても、子どもが描いた絵は、どんな絵でもうれしいですよね。
そこで、子どもがさらにお絵かきが好きになるには、どうしたらいいかについて、ちょっとしたコツをご紹介します。

お絵かきの楽しさとは?

お絵かきの楽しさとは?

お絵かきの楽しさとはどんなところにあるのでしょう。
実はあまり気にしたことがないかもしれません。
お絵かきは、何もない紙の上にいろいろな色を使って好きなように描いていけるところに楽しさがあり、それが魅力のひとつです。
自分の想いを形にできる素敵な自己表現方法です。
自分の中にあるいろいろな気持ちを、絵を通して表すことができると、子どもが大きくなって嫌なことがあったり、辛いことがあったりしたときにも絵を描くことで気持ちを癒してくれることができるかもしれません。

どうしてお絵かきが好きではなくなるの?

子どもは、誰でもきっと初めのうちは絵を描くことを楽しめたはずです。
初めて紙に絵を描いたときに、「楽しい」「おもしろい」と思ったことでしょう。
そしていつのときからか、お絵かきが好きな子どもと好きではない子どもに分かれていきます。
そのちがいは何でしょうか。
すべての子どもがそうとは言い切れませんが、絵を描く楽しさを実感し続けることができる子どもは、ずっと絵を描くことが好きでいることができます。
けれど、どこかの段階で「自分は絵を描くのが上手ではない。」と感じてしまうと、絵を描くことに苦手意識が芽生えてしまいます。そのため、あまり絵を描かなくなってしまったり、描くのが好きではなくなったりするようです。

お絵かきの好きな子にするポイントは?

子どもは、「自分は絵を描くのが上手ではない」と思うようになってしまうと、絵を描きたがらなくなり、さらに「お絵かきは嫌い」というようになってしまうこともあります。
本当は絵を描くことは自由に描けばよいことで、上手いとか下手とかいうことはありません。
けれど、ときには誰かに「下手」とか「変な絵」などと心無い言葉をかけられたとしたら、子どもの心は傷つき描きたくないという気持ちになってしまうのは仕方のないことです。
だからといって、そういった言葉を避けることは難しいものです。
絵は自由に描けるものでありながら、自由に描いたらいけないと思うようになってしまうかもしれません。
では、どうしたらよいでしょうか。

どんな風に声をかけてあげればいい?

どんな風に声をかけてあげればいい?

そこでママやパパがしてあげたいことは、子どもが絵を描くようになったらすぐに、そしてずっと子どもの絵を「いいね」と言ってあげることです。
できれば、どんなところが具体的によいかを小さい頃から伝えてあげることがおすすめです。
たとえば、丸を描いて「お月さま」と言ったら、「お月さまが大きく描けていいね」「お月さまの色がピンクに感じたなんてステキだね」などです。
ママやパパはあなたの絵が大好きと伝えてあげると、子どもも自分の絵を「好き」と感じるようになってくれるものです。
子どもが絵を描くようになったら、どんな絵でもよいところをたくさんほめてあげて子どもの絵が好きだということを伝えてあげましょう。子どもは絵を描くことがきっと好きになるはずです。

どんな絵でもほめてあげよう

子どもの描く絵には、手足が棒だったり、顔に耳がなかったりする絵もあります。
大人からみて、どんなに変わっていると思えても必ずほめてあげましょう。
小さい頃にアドバイスはあまり必要はないものです。
年齢に合わせて「どこが」「どんな風に」好きかをほめてあげると子どもはとても喜びますよ。「ここがすき。」という言い方で「私はあなたの絵のここが好き」というほめ方がよいと思います。

子どもが自分の絵を大好きになるように、ママやパパがみて好きなところをいっぱい伝えてあげてくださいね。

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