こどもが怪我をしないように気をつけること

こどもが怪我をしないように気をつけること

子どもは、家の中でも外でも、いろいろなものに興味をもって動き回りますよね。
そんな子どもの周りには、危険なものもいっぱいあります。
子どもに怪我をさせないようにするために、親はどんなことに気をつけたらよいのでしょうか。

外にある危険なものとは?

外にある危険なものとは?

外には危険なものがいっぱいありますよね。
危険なものばかりといっても過言ではないかもしれません。
家から一歩外に出ると、車やバイク、そして自転車などいろいろな車両が通ります。
運転している人はもちろん気をつけているのでしょうが、子どもにとっては、どれも危険なものばかり。
車両とぶつかったら大きな怪我になり、とても危険です。
また、道には、いろいろなものが置かれていたり、マンホールのふたがずれていたりすることもあり、あらゆるものが怪我のもとになると考えられます。
上から、何かが落下してくることだってあるかもしれません。
そんな風にいうと、外に出るだけで危なくて、外には出ない方がよいみたいになりますが、もちろんそんなことはできませんよね。

子どもを危険から守るにはどうする?

子どもを危険から守るには、おとなが注意していることが大切。
注意するポイントをしっかりと確認して、子どもを守ってあげましょう。
おとなが、普段さほど気にしていないところ、当たり前のように危険を回避しているところを見落とさないようにしましょう。
子どもが自分で気をつけることができるようになるまで、繰り返し教えてあげてくださいね。

外で怪我をしないようにするためにはどうしたらいいの?

子どもにとって、屋外は自由に動ける楽しい場所です。公園などの遊び場だけではなく、道路や歩道などのも同じように広い場所と認識するので、走ったり、動き回れたりするところだと思うこともあります。
そのため、屋内にいるときよりも怪我をする危険が高くなるので、親は子どもから目を離さないようにすることはとても大切なことです。
親が注意するだけではなく、子供自身にも覚えてもらうために、外に出る前には、危険な場所を再確認し、約束を守るように話すことも大切です。
たとえば、ボールを持って公園に遊びに行くときは、ボールは必ず袋などの入れ物にいれて持っていくこと、ボールが公園の外に出てしまっても、あわてて取りに行かないことなどはきちんと守るようにいってきかせましょう。
また、横断歩道を渡るときは、青になったからといってすぐに飛び出さない、信号が点滅したら渡らないといった、ちょっとしたことでも、念を押すことも重要です。

家の中の危険なものとは?

家の中の危険なものとは?

それでは、家の中なら安全かというと、そうとはいいきれません。
たとえば、家の中で一番危険だといわれているのはキッチンです。
火を扱うコンロ周りは、とくにやけどが怖い場所です。
調理器具を入れている場所も危険なところ。
包丁をもってしまい怪我をするということもあります。
扉にかけておいた、キッチンばさみを足の上に落とし怪我をするなども。
キッチンは危険がいっぱいあります。
また、お風呂場や洗面所は水を扱うため、水による事故が起きやすい場所です。
ポンプ式のボディソープやシャンプーのポンプを押してしまい、滑って頭を打ってしまうという怪我もあるようです。
そのほか、家の中には、机や棚、ソファやベッドなどが置いてありますよね。
そういった高いところは子どもが大好きな場所です。
それらに乗って、飛び降りたり、ジャンプを繰り返したりすることもあるので、落ちて怪我をするということもよく耳にします。
また、窓から、外に落ちて怪我をするということもあります。

家の中で怪我をしないように気をつけることとは?

家の中には、危険な場所があるので、とくに子どもが小さいうちは、キッチンのコンロ周りやお風呂場には入らないようにしておきましょう。
こういった場所での怪我を防止することはおとなの役目と考えてくださいね。
子どもとお料理をするようになったら、キッチンも使うようになりますよね。
そうなると、今度は器具の扱いが心配になります。調理器具は子ども用のものを使わせる、コンロの火は子どもがつけないなど、使い方や約束はしっかりと丁寧に教えて、使っているときは目を離さないようにすることが肝心です。
そして、家の中では、できるだけ靴下を履かせないようにするのも、家の中での怪我を防止するための工夫です。
それは、靴下を履いているときに滑って転ぶことが多いからです。
家の中では、どうしても必要な場合以外は、なるべく靴下を履かない方がよいという考えもありますので参考にしてもよいかもしれませんね。
子どもが小さいうちは、窓の施錠もしっかりして、転落による怪我や指を挟む怪我などを防止しましょう。

子どもは夢中になると、今していることで頭がいっぱいになり、状況判断ができないことがあります。
日ごろから同じことでも、何度も繰り返し教え、自分の身を自分で守ることができるようにさせることが、大事な我が子を守ることにつながります。
家の中も外も、子どもの周りには、危険がいっぱいですが、小さいうちから安全についての習慣を身につけることによって、大きくなっても怪我をしないように注意するということができるようになります。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。