どうしたらスムーズに眠ってくれるの?

毎日忙しく過ごすママにとって、子どもが寝た後の夜の時間はとても貴重ですよね。わずかの時間であっても、自分のために何かをしたいと思っているママは多いでしょう。
けれど子どもは、ママが寝てほしいと思う時間に寝ついてくれないこともしばしば。
子どもの寝かしつけに、何かヒントになることはあるのでしょうか。

基本は規則正しい生活

子どもが決まった時間に寝ることができるようにするためには、やはり規則正しい生活をすることが基本です。
朝は早めに起きて、昼間は十分に体を動かし、そして早めに食事をすませて、お風呂でリラックス。眠りにつく前にはゆっくりとリラックスすることができれば、きっと子どもは満足して眠りにつくことができるでしょう。
そんな理想的な生活を送らせてあげたいと、ママたちはみなさん、そう思っていることでしょう。
けれど、実際にはなかなかそうはいかないのが現状ではありませんか?
ママもパパも日々の生活のすべてを子どもに合わせてあげることは難しいものです。

眠りにつく前をパターン化する

眠りにつく前をパターン化する

日中の生活が充実していれば、気持ちよく眠りにつくことができるのは、おとなも子どもも同じです。
子どもには、できるだけ昼間に思いっきり活動をさせてあげるようにしましょう。
そして昼間の活動が日によってちがっても、夜の過ごし方は毎日同じように過ごすことができるようにパターン化をすると、子ども寝る前のリズムをつくることができて安心し、スムーズに眠りにつくことができるでしょう。

寝るまでの時間を組み立てる

寝る前の1~2時間は、どのように過ごすかがとても大切です。お仕事をもっているママにとっては、帰宅してからの時間はとてもあわただしいと思います。
子どもがお腹を空かせているだろう、早くお風呂に入れてあげたいと気持ちばかりがあせってしまうかもしれませんが、子どもを寝かせてあげたい時間から逆算して、食事やお風呂の時間を組み立ててみましょう。実はその方が、ママ自身があせらず、子どものお世話に向き合うことができます。

寝るまでの時間はどんな風にするといい?

子どもは、日中によく活動をしていると、自然と夜には眠くなるものです。夕ご飯を食べながらウトウトするようなこともありますよね。
けれどお風呂に入ると、なんだか妙に元気が戻り、ハイテンションで走り回ったり、テレビを観て楽しそうに笑ったり、動いたりして、それまでの眠気がすっかり冷めてしまうこともあります。
お風呂に入って心身ともにリラックスした後は、子どもにとって刺激的なテレビやビデオ、音楽や遊びは控える方が無難です。
お風呂から出た後は、たとえば、パジャマに着替える→明日着る服を選ぶ→選んだ服をたたむ→歯をみがく→絵本を読む。という風に、お風呂から出たら、そろそろ寝る時間なんだなと子どもが感じるようにするとよいでしょう。
このようにパターン化すると、これらをひとつひとつしながら、自分はもうすぐ寝るんだな、そのための支度をしているんだなと「眠り」へ自分で導いていくことができるようになります。
そして大きくなってくると、すっかり身についた行動は、ママに言われなくても自分ですることができるようになります。

食事にも気をつける

子どもがスムーズに寝るためには、食事の時間も少し気を配るとよいでしょう。毎日決まった時間にとることが理想的ですが、そうできないこともあるでしょう。あまりお腹がいっぱいでも、お腹がすき過ぎていても眠れませんが、消化機能が鈍くなる夜は、寝る時間よりも2時間前にはすませた方がよいといわれています。帰宅時間が遅くなって眠らせてあげたい時間までが短い場合は、夕食の内容を軽めのものや消化によいものにするなど、工夫をするとよいでしょう。そういったものにした場合は、寝る1時間前くらいでも大丈夫だそうです。

寝る直前にすることを決めておく

寝る直前にすることを決めておく

絵本の読み聞かせは、寝る前に子どもたちにしてあげていることとして代表的な「入眠の儀式」ですよね。
一日の終わりに、大好きなママやパパの声を聴きながら、そして楽しいお話や夢のある物語の世界を想像しながら過ごす時間は、子どもにとって至福の時間となるでしょう。
また読み聞かせをするママやパパにとっても、子どもにゆったりと触れ合うことができる貴重な時間を共有することができます。

ママやパパはにとって忙しかった日は、子どもが早く寝てくれたらいいなあと思うものです。そんな時は気持ちがあせってしまい、早く寝るように急かせてしまったりするものですよね。けれど子どもは、そういったママやパパの気持ちを敏感に感じ取り、かえって眠れなくなってしまうことがあるものです。
そんなときは、子どもと一緒に寝てしまう、読み聞かせはしないなど、無理をしないで、子どもに向き合うようにするとよいでしょう。
おとなも子どもも気持ちよく眠りにつけることが何よりですね。

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