子どもと遊びながら家事もできちゃう方法って？

子どもをもつママの悩みのひとつは家事が思うようにできないこと。せっかく料理や掃除をはじめても、子どもがぐずったり、子どもから目が離せなかったりするので、なかなか思うように家事がすすまないものです。
そこで、今回は家事と子どもの遊びをいっしょにしてしまう方法をご紹介します。

子どもの特性を生かそう

小さい子どもたちは、まねっこが大好きですよね。何でもまねをして楽しみます。
そもそも、子どもたちは、ことばの習得も「まね」によって学んでいきます。「ママ」や「パパ」ということばも何度も繰り返してまねをさせたのではないでしょうか。
子どもたちは、そうやっていろいろなことをまねて覚えていきます。

大好き！ママのまねっこ

そのまねの中でもとくに好きなのが「ママのまね」です。いろいろな道具を使うことが多い家事は、子どもにとって興味津々。ママの使っているものを同じように使いたいと思うようです。
子どもがとくに興味をもつ家事は、料理と掃除。そのほかせんたくものを干すことに興味をもつ子も多いようです。

まねっこ遊びを楽しむコツ

子どものまねしたい気持ちを遊びとして楽しませながら、しかも自分の家事もすすめてしまおうとするには、ちょっとしたコツが必要です。そのコツとはいったいなんでしょう。

まねっこ遊びにすることを厳選する

子どもが何でもやりたがる場合もあるかもしれませんが、いっしょに楽しむことはいくつかにしぼるほうがうまくいきます。
その理由のひとつはママのストレスにならないようにするため。
たとえ自分も家事をいっしょにするといっても、やはり子どもがすることに目を配らなくてはなりません。自分の思い通りにはいかないことの方が多いでしょう。あれもこれも子どもといっしょでは、思うようにはかどらないことでイライラしてしまい、せっかくのまねっこ遊びが台なしになってしまうかもしれません。
いっしょにやる家事は最初はひとつ、つぎにもうひとつと増やしていくのがおすすめです。

おすすめのまねっこ遊び　その１

まずひとつ目はお料理です。なかでもサラダづくりがおすすめ。サラダは生野菜が主になるので、洗ったり、ちぎったりするだけで料理が完成するからです。
比較的小さな年齢でもまねができるおすすめのまねっこ遊びです。
子どもにサラダをつくってもらうときには、まずママが一皿仕上げてみましょう。
サラダにする野菜は、ミニトマト、レタス、ブロッコリー、水菜、ベビーリーフなどがおすすめ。ブロッコリーは電子レンジで加熱しておきましょう。
それらの野菜を使って、ママが盛り付けをします。その盛り付けを子どもに見せておきます。あとは野菜を洗うところから子どもにやってもらうのがコツ。
子どもは水遊びが大好きなので、野菜洗いは念入りにしてくれますよ。
少しくらい水がはねたり、洋服が濡れたりするのは大目に見てあげてくださいね。
そして、子どもが野菜を洗ったり、ちぎって盛り付けたりしている間に、自分はほかの料理をすすめます。
サラダつくりはとても安全な料理なので、声かけをしながら様子をみていれば、心配な作業はとくにありません。
子どもの成長に合わせて、コーンやビーンズのトッピングをお願いしたり、ドレッシングつくりをしたりしても楽しいですよ。
仕上がりは大目にみよう
サラダつくりなどを子どもにまかせると、仕上がりにママが満足をしないこともあるかもしれません。
けれど、せっかく大好きなママのまねっこをして楽しくつくったものです。子どものつくったものは、そのままで手直しをしたりせずに、できたことをたくさんほめていっしょに喜んであげましょう。

おすすめのまねっこ遊び　その２

もうひとつのおすすめはお掃除のまねっこです。子どもは掃除機を使いたがることが多いので、そういう場合はぜひチャレンジさせてあげましょう。
お掃除は、できるだけ素早くすませたいもの。そこで、子どもが掃除機を使っている間、ママはハンディモップを使用します。子どもは全体をまんべんなくお掃除することはできませんので、ママは気になるところをハンディモップで掃除します。
ママがハンディモップを使っていると、子どもはそれも使いたくなります。そうしたらとりかえっこをしましょう。
ママは掃除機を使って、素早く気になるところをお掃除してしまいましょう。
子どもは意外と拭き掃除も好きなので、普段あまりできない窓ふきなどもいっしょにやってみると喜びますよ。
お掃除もお料理もいっしょに楽しむときは、完璧を目指さずに楽しくやることがポイントです。子どもにまねっこをしてもらいながら、楽しく家事ができる工夫は探せばたくさんあるかもしれませんね。