子どもの遊びその2

子どもの遊びその2

「遊び」パート2 簡単!手づくりおもちゃをつくってみよう

子どもが欲しがるおもちゃと子どもにとってよいおもちゃは同じなの?何を基準に選んだらいいの?など、子どもに与えるおもちゃで悩んだことはありませんか?
今回は、ひとり遊びができるようになったころから楽しめる「簡単てづくりおもちゃ」をご紹介します。子どももいっしょにつくっても楽しいですね。

発達段階によって変わってくる子どものおもちゃ

発達段階によって変わってくる子どものおもちゃ

子どもは発達段階によって遊びの楽しみ方がちがいます。繰り返し同じことをするのが楽しい時期もあれば、新しいものをつくっていくことが楽しくなる時期もあります。
また、発達段階だけではなく、子どもによって遊び方もちがっているものなので、何がよいという決定的なものがあるというわけではありません。
大切なことは、その子がやってみたい、おもしろそうだと思うものを選んであげることが大切だといえるでしょう。

子どもが楽しいと思うものを選ぼう

子どものおもちゃ選びは、とても迷うものですね。何を基準にして選んだらよいのだろうと考えてしまいます。とくに男の子だから、女の子だからと思うこともあるかもしれませんが、それについてはあまり気にすることはありません。
たとえば、小さいころは、男の子も女の子もおままごとはだいすきな遊びのひとつです。それは、ふだんママがしていることをまねできるから。子どもはまねをしながらいろいろなことを覚えていきます。やりたがったら十分に楽しませてあげるとよいでしょう。

おままごとを手づくりしてみよう

おままごとを手づくりしてみよう

おままごとのおもちゃは、手づくりするとママも楽しむことができますよ。いろいろな素材でチャレンジできるので、子どもの感性にあうもの、自分がつくりやすいものを選んでみてください。はさみが使えるようなら、子どももいっしょにつくってみても楽しいですね。

1.フェルトでつくる
手づくりのおままごとで一番よくみるのがフェルト素材です。
型紙などは市販されていますので、それを利用すると本物に近いものをつくることができます。
できるだけ早く、かんたんに仕上げたい場合は、フェルトを野菜やお皿などのかたちに切ってつくってもいいですね。また、同じかたちを2枚つくり、重ねたものの中に綿などを詰めて立体的にするとよりリアルになります。

2.毛糸でつくる
編み物が得意なママは、毛糸で編んでもよいですね。

3.厚紙でつくる
厚紙に絵を描いて色を塗り、切りとってつくることもできます。長持ちはしませんが、思い立ったときにすぐにつくって遊ぶことができます。

秘密基地ハウスをつくってみよう

ママやパパも経験があるかもしれない秘密基地づくり。今は屋外につくることは難しいので、おうちの中に秘密基地ハウスをつくってみましょう。秘密基地ハウスはとても簡単で、お部屋の中にちょっとしたスペースがあればできてしまいますよ。
遊び方はとてもシンプル。ハウスの中にいるだけで子どもはワクワクするでしょう。
そしてできたハウスに、子どもは自分のお気に入りのものを持ち込むと思います。そのままにしておいてほしいと言ったら、できるだけそうしてあげましょう。その場合は、2日たったら一回元に戻そうね、日曜日にはいつも一度片づけようね、などと約束をつくっておくと子どもも納得して片づけができます。
秘密基地をつくる場所
1.廊下の突き当たり
2.ふだんあまり使わない和室などの隅
秘密基地のつくり方
段ボールの空き箱などを開いて囲いをつくってあげましょう。
子どもがひとり、または兄弟姉妹で入って少しスペースが空くくらいでも大丈夫です。
上から覆うと心配な年齢の場合は、上は開けておいても十分に楽しむことができます。
段ボールの空き箱を使うほかにも、棒を数本利用して固定し、軽いレースなどの布を掛けてテント風にするのもステキですよ。
段ボールに絵を描いたり、窓をつくるとさらに楽しさアップ。

みんながだいすきな迷路もつくってみよう

子どもたちがだいすきな迷路。絵を描いてつくる子もよくいます。そんな迷路は少しだけ立体的にするとりっぱなおもちゃになりますよ。
お菓子などの空き箱を利用して、そこに厚紙で道をつくっていくだけです。道が倒れないようにしっかりと固定して貼るのがポイントですよ。
あとは自由に迷路にしていきましょう。箱に穴を開けて出口をつくり、ビー玉などを転がして遊びます。

手づくりおもちゃは何よりもママやパパがつくってくれたという愛情あふれるおもちゃです。手をかけなくても簡単にできるものもあるので試してみてはいかがですか。

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