強制しない子育てが子供に良い?自由な環境で子育てをする

強制しない子育てが子供に良い?自由な環境で子育てをする

子育てと聞くと悩みの尽きないものですが、様々な考えや価値観があるものです。
大人によって考えは全く異なりますし、違って当然です。
子育てに関して、どうすることが正しいのか良くないのか、これが正解!という正直答えはありません。

それぞれの親がこれで良いのでは?と探り探りで頑張っていることが多いのではないでしょうか??
子供と正面から向き合うときに、いつも子供に目を向け、善悪のわかることができるような子供に育てるために、あれこれ言ってしまうことが良いのか?
それとも、ある程度自由にさせることが良いことなのでしょうか?

強制と自由

どちらかに分かれるような気がします。
ここ最近は子供の自由にさせる、いわゆるほったらかしな状態で子供に好きなことをさせてあげる、自由な子育てに注目が集まっています。
強制をしない自由な子育てで子供の自由を尊重する
たくさんの価値観や考えのある子育てですが、子供のことを考えると

子供の好きにさせること

こんな子育てが子供にとってはストレスがなく成長のきっかけになるようです。
親があれこれうるさく言うのではなく、あくまでも親は見守り役に徹する。
子供がやっていることに対してついつい強く「何しているの??早くお片付けしてー!」とか「〇〇しなさいよー」というように子供に対して、常に強制したり干渉することが多いのでは?
そうではなく、あくまでも子供がやっていることを尊重する。
横から口出しをするのではなく、子供のやっていることを理解尊重してあげる。
そして褒めてあげる。
子供がボール遊びに夢中であれば、そっと見守っていてあげる。
子供が図鑑に夢中なのであれば、そっとそばで見守っていてあげる。
子供がおもちゃでの遊びに夢中であれば、それもそっと見守っていてあげるのです。
大人もそうですが、上司や周りの人間から指示されるって嫌ですよね?
良い気にはならないですよね??というか気分悪いですよね?
自分の意思で決断して物事に取り組めるのと、誰かに指示されてやるのとでは全く意味が異なってきます。
子供だって同じで、親からあれやれ!これやれ!ばかり言われていては全く面白くないし、正直耳では聞いているけど頭には残っていない、なんてことにもなるでしょう。
あれやれこれやれと言っている親にしてみれば、喋っている側になるので能動的な行動になるため、後からでも「あのとき〇〇と言ってたじゃない!」と言ったことを覚えていますが、言われた側はと言えば、聞くという受け身の受動的な行動になるのでほとんど言われたことは覚えていないようです。
あれしなさい!これしなさい!というのは無意味に近いんです。
だから、あれこれ指示するよりも子供のやりたいようにさせてあげる。
子供の自由を奪わない、そんなストレスフリーな環境を作ってあげることが大切なのかな~と思います。
子供が一人遊びをしていて大人はそれを見守っていてあげる。これだけで子供の成長がグングン伸びていくと思います。
だれからも何も言われない、自由な環境で好きな遊びをすることで外からの刺激を受け付けず、それに集中できる。
子供とっての好きなことや嫌いなこともわかってきますし、できることできないこともわかってくる。
好きなことに集中しているときが一番物事に突き進めるしそれが結果として集中力をつけることにもなります。

子供の好きにさせてあげることで自主性を養う

親が必要以上に干渉せず、子供の自由にさせてあげることで子供の自主性が身に付きます。自由な環境で過ごせていると子供はだんだんと自分の方から、「パパとママは僕の好きにさせてくれている」「これが得意みたいだから、もっとこれをしたい!」と親に対しても信頼感を持つようになってくるようです。
そして、精神的安定し、自分で物事を考えるという感覚も身に付いてくるのです。
よく子供を自由にさせていると、周りの人の言うことを聞かない子供になるのでは?と考える親も多いですが、そんなことは決してないと思います。
むしろ、子供の自由にさせてあげないことの方がリスクが出てくるでしょう。
子供の自由にさせてあげることで、自分に満足し、親に対しても満足、置かれている環境に満足する、というように物事を能動的に、前向きに考えることができるようになるのだと感じます。
その経験が少しずつでも積み上がってくると、周りの人間と上手に関わっていける人間関係をしっかりと築いていける、自立した子供に成長していくということがわかっています。
強制しない自由な子育てをしていると、子供は自分の考えや価値観をしっかりと持った人間になると言います。
成功している(成功の定義は様々)人の幼少期に共通していることは「親から叱られたことがない」「自由にさせてもらった」「指示ではなく、アドバイスや質問が多かった」ということです。
あれをしなさい、これをしなさいと指示されるのではなく、子供に考える時間を与えることで子供の能動的な能力を自然と引き出していた、ということのなのでしょう。
いきなり考えを変えることは難しいですができるだけ子供の自由にさせてあげるそんなちょっとした意識をするだけで子供にも少しずつ変化が見えてくると思いますよ。

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