英語で生活する保育園が!目指そう、ネイティブ!

英語で生活する保育園が!目指そう、ネイティブ!

昨年、小学校の英語教育改革が始まり、年々英語教育が低年齢化していってます。
学生時代を終えても、会社も外資系や海外展開などをする企業が増えており、TOEIC何点以上が必須項目であると求められる世の中です。

そんな世の中ですが、これから将来的に役立ちそうな保育園の人気に火が付き始めています。
日常会話が英語の保育園がだんだんと増えてきているのです!
そんな保育が今とても話題になっていることをご存知ない方も少なくないと思います。
将来的に必要になるなら今のうちに、早めに英語に触れさせておきたい、通わせたいと思うママさん、パパさんもいらっしゃいますよね?

そこで英語保育園と呼ばれている保育園を選んで、通わせるメリットとはなんなのか?
どういった保育園なのか、普通の保育園となにが違うのかなどを調べてみました。

英語保育園ってどんな保育園?通常の保育園と違いってなに?

【英語保育園ってどんな保育園?通常の保育園と違いってなに?】

最近では有名ブロガーママさんのブログや TwitterをはじめとしたSNS、インターネットでの情報など、以前に比べて明らかに話題性が増してきた英語保育園ですが、具体的にはどんな教育をし、どんな保育園のこのを英語保育園と呼ぶのでしょうか?

まず、英語保育園では日常会話に英語を盛り込んでいます。
保育園によっては、外国人の先生を採用して、よりネイティブな英語を身近なものにしているそうです。
日常会話にネイティブな英語を盛り込むだけではなく、お歌の時間などおゆうぎなどの時間も英語の歌を歌いますし、子どもに親しみやすい洋楽でダンスをすることもあります。
園にもよりますが、お勉強の時間に英語のドリルやワークブックを使って本格的な指導をしたり、歌やダンスに加えてリトミックを楽しんだり、英語での本の読み聞かせや英語の絵本を読ませたり、お外遊びの際や公園で遊んだりお散歩の際も英語で果たしかけたり、英語での運動ゲームをするという英語教育に力を入れている保育園・プリスクールのことを英語保育園と呼んでいるようです。

カリキュラム自体も、海外の保育園で実際に使われているものを取り入れ、日常生活や遊びの中でも全てにおいて英語を使うので、英語が自然と身につきやすい環境が整っているというのはさらなる特徴でもあります。

通常の保育園との違いは、日常生活から自然と英語を組み込んでいて、お子さん本人も知らない間に英語に慣れ親しむことができる点です。
英語を日常的に話すだけの保育園、と言えば簡単なのですが、英語保育園に通わせることでのメリット・デメリットについても少し触れていきましょう。

【英語保育園を選択するメリットってなに?】

英語というものに触れることというのは、実は早ければ早いほど良いと言われています。
と言うのも、幼児期から英語に慣れ親しませておくことで、英語というものに対する苦手意識をなくすことが出来るのです。
英語に対する苦手意識がないイコール英語を話す事が当たり前、英語を日常的に取り入れても違和感なく受け入れられるということになります。

またなにか新しい事を学ぶ時には、ある程度の年齢に達してしまい、自我が形成されてしまうと新しいものを取り入れる学習が難しい場合があると言われています。
ですので、なるべく早く、幼児期頃から学習をするということは飲み込みが良くなり、さらに忘れにくくなるという脳の特性を活かした学習方法と言えるのです。

よく、2歳〜3歳くらいの小さなお子さんが驚くほど記憶力が良くて、駅名や車輌の種類、キャラクターの名前などをスラスラと言えてしまうのも、早いうちに新しいものに興味を持ち学んだ結果なので、たくさん褒めてあげると良いでしょう。

さらに同じく子どもの脳の特性として、人間の脳の言語野という領域があるのです。が、言語野が発達するのは10歳くらいの子どもの頃にピークを迎えると言われています。
ですので、その10歳くらいまでにより多くの言語を学習しておけば、大人になってから英会話スクールに通ったりして学ぶよりも圧倒的に有利なのです。

特に難しいとされているのは英語の発音。英語の発音というのは幼児期に見聞きしていないとそう簡単には身につきません。
中学生で英語を習い始めたとしても、なかなか発音に関してはカタカナ英語になりがちです。
保育園にもよりますが英語保育園では各カリキュラムなどの講師の全員が帰国子女や外国人などの講師で構成されている場合もあり、幼児期のころからネイティブな発音が身近に溢れている生活ができるのはこの先英語が必要になってくるであろう年代を迎えるお子さんたちにとっては大きなメリットとなるでしょう。

また、先ほどお話しした10歳くらいの子どもの頃がピークである言語野は、年齢によって差が付いてしまいがちです。
幼児期から日常的にネイティブな英語に触れて慣れ親しんでいる環境と、学校の学習のみで英語を取り入れている環境では発音だけではなく英語力自体の向上に圧倒的な差がついてしまいます。
幼児期から英語に慣れ親しんでいるお子さんが、小学校に入学をする頃には、すでに中学生レベル以上の英語の読み書きの能力とネイティブな発音能力が身に付いているということも、そう珍しい話ではありません。
そうなるとやはり英語教育のスタートは早いほうが有利だと言えます。

そして、こうした日常生活に英語を取り入れているお子さんにとっては、英語なんて勉強するものではなくなってくる訳です。
すでに日常生活として使っている言語ですし、普段当たり前に生活に取り入れているだけの物事が、テストや授業の問題として出題されるだけだったりします。
普通に普段してることがテストに出てきたら、良い成績を取れますよね?
きっとママさんたちも、掃除や洗濯、お料理、もしくはお子さんの好きなものはなにか?なんてテストがあったら高得点を取ることは簡単だと思います。

こうなると、お子さんは特になにもしていないにも関わらず、テストや授業、通知表で高得点や好成績を得ることによって「できた!」という自信に繋がります。
心理学的にも「できた!」という達成感というのは自信や自己肯定感に繋がっていくと言われているので、のびのびとしたお子さんに育っていくでしょう。

英語というのは日常生活に取り入れてさえしまえば、特に学ぶ事もそう多くない科目と言えます。
お子さんが成長し、すっかり英語が身に付いているとテストや受験勉強の際には他の教科を勉強する時間がグンと増えるはずです。
すると、結果的に他の教科の成績を押し上げるということにもなるので、他の教科に時間を割けるのは大きなメリットの一つでしょう。

こうして幼児期から英語に日常的に触れ、慣れ親しんでおくことでの大きなメリットが多く、将来的に全体の成績の向上、自信や誇りを持つことができる、精神的に安定したり余裕ができる、という差があるのならば英語保育園に通うとなった場合でもママさんとしては安心して見守ってあげられるのではないでしょうか?

英語保育園に通わせる事でデメリットもあるの?

【英語保育園に通わせる事でデメリットもあるの?】

これまでメリットのお話ばかりをしてきましたが、英語保育園に通わせる上でいくつか心配な事やデメリットも無いわけではありません。
デメリットについても必ず、知っておいて欲しいと思います。

先ほど幼児期から英語を学ぶのは脳の言語野の特性として向いているお話をしました。
ですが、実はまだ幼少期だと私たちの基本言語である「日本語」ですら完全に定着していないということもあります。

そうなってくると、日本語と英語がごちゃ混ぜになってしまい、「あれ?」っと、少しおかしな日本語を話す場合が出てきてしまうこともあるのです。
さらに幼児期だと「幼児語」も混ざってしまう場合があるので厄介になります。
「わんわん?いぬ?dog?」とお子さんが頭の中でこんがらがってしまう場合もでてくるのです。

対策としては、ご家庭内でまずはお子さんにしっかりと日本語を教えてあげましょう。
お子さんといっぱいコミュニケーションを取って、まずは日本語をマスターさせてあげることがオススメです。
お家ではママさんやパパさんが日本語の先生、保育園では講師の方々が英語の先生をしてあげるようにすれば良いのですが…

日本語の先生を担当するママさん・パパさんたちも英語をある程度理解していなければならないのがデメリットのポイントのひとつなのです。
ママさん、パパさん、兄弟姉妹など家族が誰ひとりとして全く英語を喋れないのに、お子さん本人だけが喋れてもあまり意味がなく、勉強として成り立ちません。
仮に幼児期に英語保育園でバッチリ英語を学んだとしても、大人になっていく過程で全く英語に触れなくなると、だんだんと人間は忘れていく生き物なので英語を簡単に忘れてしまう事もあります。
なので、ママさん、パパさんも全く英語に触れないということはできません。
お子さんに日本語をキチンと教えながら、英語もある一定以上は理解していないといけないのでママさん、パパさんの英語力が求められたり、試されたりする場合があります。
それで英語保育園に通わせるかどうか悩まれてしまう方もいらっしゃるのです。
このように英語保育園を卒園してからもご家庭内でコンスタントに英語に触れさせる機会がなければ、英語保育園に入園しても英語が堪能であり続けるのは難しいので、これもデメリットのひとつでしょう。

基本言語である日本語の定着に影響する場合もある、親の英語力や言語力が試されて場合によっては子どもが英語を忘れる、そして最後にもう一つのデメリットがあります。
それは「思った以上にお金が掛かってしまう」ということです。

その理由として英語保育園や英語のプリスクールのほとんどは、認可外保育施設となっているので、保育料がややお高めなのがネックなところ。
有名な英語保育園やインターナショナル・プリスクールの保育料は、有名私立保育園の保育料の1.5〜2倍と言われています。
分かりやすく月額にしてみると、月8万円〜16万円ほどで一般的な認可外保育園でも月6万円〜10万円程度なのでかなり割高だと言えるでしょう。

保育園やスクールによりますが、費用差がかなりバラつくので、何時から何時まで保育時間として子どもを預かってくれるのか、保育士や講師の質と授業内容はどうなのか、施設の環境、自宅からの通いやすさ、評判などを考慮した上でじっくりと選ぶようにしましょう。

また先ほど、親の言語力も試されるとお話しましたが「親が英語を全然できないと困る!」と英会話スクールに通いだしたママさん・パパさんもいらっしゃいますし、逆に「私たちじゃ英語は教えてあげられない!」と卒園後も日常的に英語に触れられるようにインターナショナルに入学させたり、公立や私立の小学校に通わせながらもネイティブな講師のいる塾や英会話スクールに通わせたりするというママさんも。

ごく少数ではありますが、せっかく高い保育料を出して英語保育園に入れたのにも関わらず、お子さん本人があまり英語に興味を持てずに「英語じゃないほうがママといっぱいお話しできるから好き!」と保育園に通うのを嫌がるようになるお子さんもいるそうで「そう言われてしまったら転園せざるを得ない…」と泣く泣く転園をしたご家族もいらっしゃるそうです。

【まとめ:お子さんの将来を考えながら、通わせるのであれば覚悟を決めて!】

英語保育園に通わせることは、お子さんの将来を考えると圧倒的に有利ではあります。
早いうちから英語が身に付き、小学生、中学生と成長するにつれて周りのお子さんとはの差がどんどんと付いていくようです。

しかし、お子さんの本人のやる気や素質も個人差があります。
もし可能であれば、お近くの幼児英会話教室などに体験入会をさせてみて様子を見てみることもオススメです。
何はともあれ、お子さんに無理をさせない範囲で通えるのが理想的ですね!

また、英語保育園に通わせることになると、卒園してからも継続して英語と付き合うことになりますし、ママさん・パパさん勉強が必要になることもあります。
金銭的にも負担が大きいというデメリットがあるので、将来のプランや、お子さんにどのよどうな教育をさせたいのか、教育を に掛ける予算などをご家族でじっくりと話し合って、英語保育園に通わせるかどうかを決めてあげましょう。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。