わからない!子供はどうしてそんなに泣くの?!

わからない!子供はどうしてそんなに泣くの?!

可愛い我が子と向き合い日々接していく育児中で楽しいこと・幸せを感じることが多い反面、どうしてこうなのだろう?とかわからない!と感じることも多いはず。
その理由は人それぞれですが、子供の「泣く」という行為に頭を悩ませるご両親は多いのではないでしょうか?子供だから泣くのは仕方がない、そうわかってはいてもその理由がはっきりとわからず、悶々として悩んでしまう。
そんなことの繰り返しで余計にストレスを抱えてしまう方も多いでしょう。
今回はそんな子供の「泣く」ということについて理由などを僕なりの体験・所感も交えながら考えてみたいと思います。

「泣く」ことでしか意思を伝えられない

1.「泣く」ことでしか意思を伝えられない

0歳~3歳くらいの子供はまだまだ言葉をしっかりと話せません。
特に0歳なんていうとなおさらで、話すこともできなければ自分自身で身動きとるのもまだまだできない時期です。
赤ちゃんは泣くのが仕事!というくらいですから、とにかくいつも泣いています。
笑ってくれたかなと思っていたら次の瞬間にはギャン泣きしている。
ご両親はそんな赤ちゃんの感情の波についていくのがやっとで、疲れてしまいます。
我が子はもうすぐ2歳ですが、これまでの子育ての中で子供の「泣く」ということについてものすごく考えてきました。
なんでこんなに泣くんだろう?って。
そしてたどり着いた答えはものすごくシンプルなものでした。
そう、「泣く」ことでしか意思を伝えられないからです。
それまで散々悩んできましたが、結果わかったことは言ってしまえば当たり前すぎること。
赤ちゃんは当然言葉を話せないし、人の話を聞くこともまだできないですよね?コミュニケーションなんて到底無理ですし、唯一できることが「泣く」ということなんだなと感じたんです。
大人はお腹が空けば「腹減った~」と意思を伝えられますが、赤ちゃんはできないから「泣く」。
大人は何か不快を感じたらすぐにそれをしないように自分で解決できますが、赤ちゃんはおしっこなどしてオムツが濡れて不快を感じると「泣く」ことでその不快を大人に伝えようとするんだと思います。
だからそう思えるようになってからは気持ちが楽になってきたんです。赤ちゃんが泣いていると、あぁ、また何かあるんだな、何か伝えたいんだな、何だろ?と考えられるようになったんです。

「泣く」ことで自分の存在を確認している

2.「泣く」ことで自分の存在を確認している

赤ちゃんは泣きます。とにかく泣きます、それが仕事だからです。
そして1.で記載したように他に手段がないから泣くんだと思います。
ただ、泣くのはそれだけではないと思うんです。
よく0歳~3歳頃までは「自己肯定感」というものを育む時期と言われます。
それは、自分自身が本当に必要とされているんだな、と感じる能力とか気持ちを持てることを言うそうです。
それはどのようにして育まれるかというと自分が泣いて困っているときにお父さんお母さんはちゃんと自分のことを気にしてくれるかな?抱っこしてくれるかな?という感情に対してお父さんとお母さんがしっかりと応えてあげることで育まれるそうなんです。
遊んでほしくてかまってほしくて「泣く」、そこでお父さんお母さんが、「今は忙しいからあとでね!」なんてことを繰り返していると、子供は泣かなくなるようです。
そこで「あぁ良かった!泣かなくなった!」なんて思ってしまったら大間違いです。
赤ちゃんが「お父さんお母さんは僕のことなんてどうだっていいんだ」「泣いてもかまってくれないから、もう泣くのをやめよう」って感じてしまうとか。
これを知ってからはとにかく今まで以上に子供優先になりました。
泣いていたらできるだけ、抱っこしてあげたり遊んであげたりオムツを替えてあげたりするようにしました。
そうすると子供は泣き止んでニコッてしてくれるんです。
そこで「自己肯定感」に繋がるんだなぁと感じるようになり、こちらも嬉しくなっていきました。
自分の今しようとしたことは本当に今すぐしないといけないことか?と考えるようになり、できる限り子供の要望に応えてあげることが先決のように感じます。

いかがでしょうか?「泣く」という極めて当たり前のことについて書いてみましたが、考えれば考えるほど意外に奥が深いのだなと感じてしまいます。
子供に泣かれてしまうとどうしても焦ってしまいますよね。
僕もしばらくは子供が泣くと気持ちが焦ってしまい、ついイラっとしてしまうこともありました。
「ちょっと待ってて!」と後回しにしてしまうこともありました。
ただ、本当はそれでは良くないんだなと思うようになってからは、できるだけ子供に応えようと考えるようにしました。
そうすると必ず子供はそれに反応してくれるようになったんです。
そうなるとやっぱり嬉しいし、気持ちも楽になるものです。
子供に応えてあげることが子供の精神的な成長、「自己肯定感」にも繋がっていくので、できれば一呼吸おいて子供の「泣く」ということに向き合ってみてあげてほしいと思います。

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