役割という考え方が無駄もっと自由な子育てを!

役割という考え方が無駄もっと自由な子育てを!

役割なんて考えない良いと思えばそれで良いという話。
今回は「親の役割」について書きます。
みなさんは、父親・母親の役割って何だろうと考えることはありますか?
役割の定義は人それぞれですが、親とはこういうもの!
親はこうしなければならない!
などとある固定概念などに捉われている人も結構多いと感じます。

例えば、父親はときに厳しくときに優しく、メリハリをつけるべき!
例えば、母親は子供のしつけ教育をしっかりとやるもの!
例えば、父親は子供の協調性を身に付けさせるべく環境を提供するべき!
例えば、母親は自分のことを犠牲にして一日中子供の面倒をみるもの!
こんな感じでこうするもの!こうあるべき!こういうもの!というような
ある種、縛られた感覚・感情を親の役割として位置づけて自分の立場をしっかりと正当化することがあるのです。
人それぞれ考えや価値観はありますけれども!
ということが今回の話の前提になりますが、友人知人、そしてsnsなどでパパ・ママの話を聞いていると
どこか
「親とはこういうもの!」
「こうならないといけないのにまだダメ」というようにすごく自分の意識に縛りをかけているという人が多い。
それもものすごく多い(‘ω’)
でも「親の役割」なんて考える必要なんてどこにもないよ
約3年近く子育てに関わり、そう僕は強く感じています。
だってよくみんな、子育てに正解はない!!
なんて言ってるけど、こうやって親の役割はどうだとか
こうしなければならないとかを
いつも考えているってことは、「親としての正解」があると考えている証拠だし
子育てにもこうしたほうが良い、という正解があるんだと感じているってことですよね?
正解はない!
と本気で思っているなら別に親の役割だとか、子供にどう接しなければいけないとか
いちいち考える必要もなくなるし、好きにやってこ~!って話になりますよね(*’ω’*)

親の役割

そんなことに縛られていたら子育てなんてやってられない!って本当に思いますよ。そんなこといちいち考えていたら子供にも余裕を持って
向き合えないし、なんだかその「役割」にばかり気持ちがいってしまって子育ての中で本当にやるべきことをできなくなってしまいます。
そうじゃないと思います。
大事なことは。
確かに親とはどういうものなのかな?
親としてどんなことができるのかな?って考える全てのことが悪いわけではないですよ。
自分たちなりに、こうしようってことを考えること自体は良いのだと思います。

役割に縛られると・・
親の役割親の役割っていいますけど、なんで親の役割なんて考えなくて良いと思うのか?
役割に縛られるとどうなるでしょうか??
挙げたらきりがないがないですが、、

①完璧主義になってしまう

父親とはこういうものです!とか父親は子供のために協調性を身に付けさせるために、こんなことをしなければならない!
という意識があること自体は悪い事ではないと思いますがそれが強くなってしまうとどうしても良くない。
これができていない、とかあれがまだ、まだまだ!というように考えてしまうしそのたびにストレスになってしまいますよ。
前へ進もうとする意識は良いのだけれどもできているか?できていないか?にばかり意識がいってしまうから本来子供と向き合うべき時間が違う方向へいってしまいます。
だからあまり役割なんて考える必要なんてないのだと思いますよ。

②ストレスが増えてくる

こんな感じかな?ということは親であれば誰にでもあることだとは思いますが
①と同じようにそればかりに目が行ってしまうと本来子育てにおいてやるべきことを見失ってしまう可能性があります。
こうなるんだ!というイメージが強いせいでどんどんそこに向けて「正解」ばかりを求めていく。
それが続いていくと心にも身体にも余裕がなくなってくる。
そして結果、イライラが募ってしまうことも多くあります。
常に自分がやっていることは正しいのか?
確認作業をしては「まだちゃんとできていない!」と考えてしまいできないこと、できていないことばかりがクローズアップされてしまいますよ。
役割に縛られるとどうしてもその枠から離れることが難しくなってしまうのですね。
役割って聞くとそれなりにかっこよく聞こえもしますがでも子育てにおいてあまり役割役割とばかり言っているとそれこそ疲れがピークに達してノイローゼなんかにもなってしまう可能性だってでてきますよ( 一一)

③役割のことしか考えなくなる

役割役割!と言っているといつも自分の役割のことだけを考えてしまうようになります。
子育てしてるとやることってたくさんあるしこれをやったらおしまい!とかこれだけできたらok!なんてこともないですよね。
常にその時の状況に合わせて子供にできることを考えて行動していくことが大切。
だからそんな時に役割役割といっていたって何も始まらないのですよ。
そして役割って一言で言ってしまってはそのことだけを考えてしまうようになりますよね??
それってどうなのかな?って思うんです。
確かに役割を決めてこうするんだ!
こういうことを自分はしっかりとやっていくんだ!と
考えることができることは良いのですが
でもね、、
その基準だけになってしまいますよね。
決めた役割が自分でしっかりとこなせているか?に焦点が当たっていくから。
ホント挙げればきりがなくなるのですが役割っていうやっかいなものに縛られると身動き取れなくなってしまいます。
それでは本来の子育てができなくなってしまいますよ。
ここで挙げたのは3つですがまだまだありますよ。
でもじゃあ役割に縛られては良くない!ってことはわかったけれど、どんなふうに子育てに向き合っていくことが良いのでしょうか??
役割に縛られることなく、自由に子育てしていくためには?

自分ができることを全力でやるだけ

①自分ができることを全力でやるだけ

役割というものに縛られることをやめると自由な発想ができるようになっていきます。
今までは、役割という枠の中でしか物事を考えることができなかったけれどその枠を取り払うようになるととても自由な考え方ができるようになってくるのです。
それは自分ができることを際限なく子供に向けてやっていくことができる!ということでもあります。
役割でしか物事を考えていないと、しつこいけどその中でしか考えが出てこないけどそれを超えると自分のできることが無限になります。
例えば、父親の役割を「子供をちゃんと叱ること」としてしまった場合、極端ですが、子供を褒めることよりもいつも叱ることをメインに考えてしまうようになる。
褒めることは母親に任せて、父親は叱ってしつけをしていくことが大切なんだ!と考える。
そうすると子供からすると、父親=叱るのイメージしかなくなりそれはそれで効果としては薄くなりますよ。
父親を信頼するどころか、そんなイメージが固まってしまっているから良くない印象になってしまいます。
そうではなくてそんな役割なんてものは取っ払いその時その時の状況をみてやるべきこと考える。
そして全力でやるべきことをやる!
それで良いんだと思うのです。
だから子供が良くないことをした時にはしっかりと叱るけれども子供ができたことに関してはそのタイミングでしっかりと褒めてあげる。
そうじゃないと子供は可哀そうだし親に感情を持たなくなってしまいます。
なんかいつも叱る人だ、、
全然褒めてくれない、、
そう感じてしまったら親子関係も崩れますよ(‘ω’)
だから役割なんて取っ払って自由に自分ができることを全力でやっていきましょう(^^)/

②パパとママとでお互いバランスを取る

パパとママとでそれぞれ役割を決める必要なんてないと思っていますが上の例でもあったような、子供を叱る場面の時にはどうすれば良いでしょう。
役割を決めていると、褒める側とか叱る側とかが決まってくるのでパパとママのどちらかにバランスが崩れてしまいます。
偏ってしまう。
そうではなくて、例えば今子供と向き合っていたのがママでそのやり取りの中で何か子供が良くないことをしてしまった。
そんな時にはママが叱ればよい。
そこにパパも一緒になって割り込んでこないことです。
子供は叱られることは好きなわけではありません。
そこでママとパパの両方から叱られるような状況になってしまうと子供の精神がやられてしまいます。
だからどちらか一方がその時の状況によって叱るようにすればよい。
叱る、というような「子供が良くないことをしてしまった」時には特にバランスが必要だと思いますが、反対に良いことをしてくれた時は何もバランスを取ってママだけが褒めてパパは一切何も言わない!なんてことはしなくても良いのだと思いますよ(^^♪
良いことをすればそれはとことん子供を褒めたたえてあげてokですよ!
そこでもやはり褒めるときはしっかりと褒める!というようなバランスが必要なのかもしれませんね。

③子供と接することができるのは今だけと考える

子育てってなんだかんだであっという間、という話をよく聞きます。
その最中の時には、イライラすることも多いし腹立つこともあって
あー!!早く子育て終わんないかな?!なんて考えることもある。
そして今回テーマにしている「役割」に固執していると子供と本当の意味で向き合うことができなくなってしまい貴重な子育て期間を空虚なものにしてしまいかねません。
本当はもっと子供と遊んであげられたら良かったのにしつけだなんだと「やるべきこと」にばかり目が行き親としても「こういうことをやるべきだし、やらなきゃいけない」というような感覚に陥ってしまい、ふっとしたときに子供と「ちゃんと向き合っていなかった」ということに気づいてしまうのです。
それってものすごく残念ではないですか?
せっかくの子育ての時間。愛おしい子育ての期間。
そんな貴重な時間を「役割」に縛られていて良いのか?!
そんなものに縛られていると見失うことが多くなりすぎてしまいます。
子育てできるのは今だけですよ~
子供に叱ってもイライラしても泣いても笑っても子供は毎日毎日成長して大きくなっているのです。
それこそあっという間に子育ての時間は過ぎてしまいます。
ね?余計なことに惑わされないで今本当に必要なことはどんなことなのか?
そこに焦点当てていくようにしませんか?
時間を無駄にしないように。
こうみてくると「役割」ってものは本当に余計なものだと感じてしまいます。
それがあるがゆえに大切な子供のことがしっかりと見えなくなってしまうことが多いにあると。
役割なんて親が勝手に子育てだとか親としての立場を確立させたいがためにつくっているだけのものでしょう。
役割なんかに気を取られている暇があれば自分が子供に本当はどうしていきたいのか!?を考える必要があります。
子供にどう育ってほしいのか?
どんな人間になってほしいのか?
成長してほしいのか??
そんなことをいつも考える。
子育ての中で本当にやりたいことや望むようなことを考える。
それが本来の子育てだと思います。
その子供のことを本当に想えば余計なことを考えている場合ではないですよね。

別の記事でも書いていますが子育ての期間は限られています。
いつまでも永遠に続くわけではありません。
限られた子育て期間の中で役割なんていうものに振り回されていてはできることが制限されてしまうと思います。
役割をいっさい気にせずに自分の思う子育てをしていく。
我が家の子育てはこう!と自分たちなりに考えてやっていけるだけでok!
役割よりも子供への想いが大切です。
子供がまだ小さいこの時期に何をしていくか?
ある友人パパは、やたらと
「父親は〇〇しないとね~」とか
「父親なんてそんなもんだよね~」とか
そんなことばかり言っています。
それはどうなの?っていつも思ってしまったしそんなにこうしないと!って思いすぎる必要もないのにな~と。
なんだか考えが固まっているし、子育てにおいても制限がかかってしまう気がします。
もっと自由に考えもっともっといろんな考え方でもっともっともっと視野を広げてみることも大切。
たくさんのいろんな視点を持つことで考え方にも幅が出ます。
こうだ!ていう考えは様々なことを制限しますがこんな感じでも良いかな?
こうでも良いのかな?
という視点を持つことができたらすごく心も身体も楽になりますよ、きっと。
だからできるだけ縛られず自由に。
自分たちの好きなように子育てをしていきましょう。

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