赤ちゃんの肌着選びのポイントって?

赤ちゃんの衣服は、豊富でかわいいものがたくさんありますよね。どれにしようか目移りしてしまうほどです。
見た目が好みだということも大切にしたいポイントではありますが、それよりも重要なこともあります。
どんなことに気をつけて衣服を選べばよいのでしょう。

 

赤ちゃんの衣服選びで一番気をつけたいものは何?

赤ちゃんの衣服で一番気をつけたいものは肌着です。
肌着は、赤ちゃんの皮膚に直接当たる衣服です。赤ちゃん汗をよく吸いとり、柔らかい肌着を選ぶようにしてください。
赤ちゃんは、体温調節が未熟です。そのため汗をかきやすいのです。とくに首やわきの下など、くびれているところには、汗がたまりやすいもの。
この汗によって、あせもや湿疹ができてしまうこともあるのです。しっかりと汗を吸いとってくれる素材の肌着を選ぶことがポイントです。

 

肌着はどんな素材がいい?

赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。汗によってあせもや湿疹ができてしまってはかわいそうですよね。
赤ちゃんにとって着心地がよい肌着を選んであげましょう。
赤ちゃんにとって肌に優しく、しかも吸湿性、通気性、保温性に優れた素材は何といっても綿100%の素材です。赤ちゃんの肌は刺激に弱いので、縫い目が外側にあるものを選ぶなど、縫製にも気を配るようにしましょう。また、タグや洗濯表示などの位置や素材も、赤ちゃんの肌を刺激しないよう工夫されているかにも気をつけてくださいね。

肌着は季節によってちがうの?
肌着は季節によってちがうの?

春・秋
温かな春や秋に生まれた赤ちゃん。3、4、5、9,10、11月生まれの赤ちゃんです。
この時期は、気候が穏やかなので、過ごしやすい日々が多いのですが、寒暖の差が大きい日もあるため油断は禁物です。
5月ごろには汗ばむ日もあるので、そのときはサラッとした天竺などの素材を選ぶとよいでしょう。暑くない日はフライスなどが適しています。肌寒い日があるかと思えば、暑くなったりと気温の変化が大きい季節です。素材をうまく調整して赤ちゃんの健康管理に役立てましょう。


夏の赤ちゃんはとてもたくさん汗をかきます。6、7、8月生まれの赤ちゃんには、薄手で風通しがよくて吸湿性の高いものを選んであげましょう。
また真夏には、肌着は着ないで、ロンパース1枚、Tシャツとボトムというスタイルも多いですね。冷房が効いた室内などでは、カーディガンなどを持参して、体が冷えないようにしてあげましょう。
汗をかいて肌着やTシャツが濡れていたら、早めに着替えさせてあげてくださいね。外でたくさん汗をかいた後、冷房の効いた室内に入る時は、着替えができないことも多いですよね。そういうときは、汗をしっかり拭きとってあげましょう。とくにわきの下やひざの後ろには汗が溜まっていることもあります。

 

寒い冬に生まれてきた12、1、2月に生まれてきた赤ちゃん。
温かく柔らかな衣服を用意してあげましょう。綿100%素材には、フライスというやや厚めの生地や、ニットガーゼという生地があります。こういった素材が寒さから、赤ちゃんの身を守ってくれます。
また、冬は肌が乾燥します。できるだけ刺激がないように縫い目や結び目などにも注意して、お肌を守ってあげましょう。

 

衣服選びはどんなことに気をつけるといいの?

赤ちゃんは一日に何度も着替えをすることがありますよね。オムツも替えるので脱ぎ着が楽にできるものを選びましょう。
ロンパースは、トップスとボトムスがつながったものです。股の部分にスナップやボタンがついています。それを付けたり、外したりするだけでオムツ替えができるのでとても人気のある衣服です。
また、トップスとボトムスの境目がないので動いたときにおなかが出ないので安心です。
そのほか、ツーウェイオールという衣服は、下の方にスナップがついていて、スナップの付け外しでベビードレスになったり、ロンパースになったりすることができる衣服です。

笑顔の赤ちゃん
赤ちゃんの衣服は、赤ちゃんにとって快適であることが一番。そして安全な衣服で赤ちゃんの身を守ってあげてください。

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