生まれたばかりの赤ちゃん 授乳はどうしたらいいの?

生まれたばかりの赤ちゃん 授乳はどうしたらいいの?

初めての出産。まちに待った赤ちゃんに出会えた喜びはひとしおだったことでしょう。
けれどそれと同時に始まる初めての育児に戸惑っている人も多いかもしれません。
そんなとき、自分の母親に頼ることができれば安心なのかもしれませんが、誰もがそうできるとは限りません。
そこで初めて赤ちゃんを育てているママさんがもつ不安のひとつ「授乳」についてを考えてみました。

赤ちゃんって寝てばかりじゃないの?

赤ちゃんって寝てばかりじゃないの?

「生まれたばかりの赤ちゃんは、寝るのがお仕事」とは、出産前の産婦人科でも、先輩ママたちからもよくいわれることですよね。
生まれたばかりの赤ちゃんは、寝ているか、泣いているかというくらい寝ている時間が多いといわれています。
そういわれている理由のひとつには、赤ちゃんが泣く理由のひとつに「授乳」の要求があるからです。
赤ちゃんはおなかが空くと泣いて知らせてくれます。そしてミルクや母乳をのみ、オムツもきれいになると安心して寝てしまいます。
赤ちゃんにとってミルクや母乳をのむということはとても疲れること。しかも生まれたばかりの赤ちゃんは吸う力が弱いため、少し飲んだだけでも疲れて眠ってしまうのです。
けれど、一回に飲むことができる量は少ないため、また目が覚めてしまい、泣いてミルクや母乳を欲しがるのです。

授乳の間隔ってきまりがあるの?

それでは、赤ちゃんへのミルクや母乳はどれくらいの間隔であげればよいのでしょうか。
それは赤ちゃんによって、一回に飲むことができる量にちがいがあるため、一概に何時間おきにという断定はできません。
そうはいっても、やはり一般的な目安は知っておきたいものです。助産婦さんなどには、新生児の授乳間隔はだいたい3時間おきにといわれることが多いようです。
けれど実際のところは、3時間おきではなかったという方も多いのではないでしょうか。
このように、おおむね3時間おきという目安はあっても、授乳の間隔には個人差があります。

母乳の場合の授乳間隔は?

先輩ママの経験を聞くと、母乳だけで育てていたママはすぐに授乳できるので、欲しがったらあげるようにしていた方が多いようです。
ちなみに私は完全母乳でしたが、かかっていた産婦人科の先生にも、一日に何回飲ませてあげても大丈夫だといわれました。
そして母乳だけで育てている赤ちゃんは、授乳間隔が短いことが多いようでずっと授乳ばかりしていたという感覚になる人もいるとか。実は私も、そういう風に思ったひとりでもあります。
完全母乳のママは、赤ちゃんが生まれたばかりのころは、1~2時間おきというママもいるようです。

ミルクの場合の授乳間隔は?

母乳の場合は短い間隔でもよいといわれていますが、ミルクの場合は少しちがうようです。とくに完全ミルクの場合は、授乳と授乳の間は、少し間隔をあけるようにした方がよいということです。
というのも、一般的にミルクは母乳よりもカロリーが高め。そのため一日の分量がだいたい決まっています。
ミルクをあげてからあまり時間がたっていないのに泣くという場合は、おなかが空いているという理由ではないかもしれないので、ほかの理由をまず考えてみてください。

授乳時間ってどれくらいなの?

授乳時間ってどれくらいなの?

ミルクの場合は、どれくらいの量が減っているかわかるので、赤ちゃんがちゃんとミルクを飲むことができているかがわかりますよね。
ミルクがなかなか減らず、すごく時間がかかっていると感じる場合は、飲み口の穴が小さすぎたり、赤ちゃんの吸う力と飲み口のゴムの硬さがあっていなかったりするので、確認をしてみてくださいね。
母乳の場合は、片方が5~10分程度といわれています。けれど母乳がどれくらい出ていて、赤ちゃんがどれくらい飲んでいるかはよくわかりません。
母乳がきちんと出ていて足りている場合は、赤ちゃんの体重でわかりますので、体重の増え方を目安にするようにしてください。
体重は増えているのに、いつまでも吸い続けているというときは、ママに抱かれていることに安心している、そのままでいることで、ほかの不快を紛らわしているなどのことがあります。
また、いつまでも吸い続けている場合や飲ませようとしているに嫌がったり、泣いたりする場合は、母乳が詰まっていたり、赤ちゃん自身が上手に飲めなかったりという理由がありますので、確認してくださいね。

赤ちゃんも授乳が慣れてくると、上手に母乳やミルクを飲むことができるようになります。ママもリラックスする時間をなるべく多くとって、あまり過敏にならないように過ごしてくださいね。

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